やりたいこと 公約(マニフェスト)

2023年4月23日投票の小笠原村議会選挙に当選しました。

本当にありがとうございます!!

 

264票という沢山の票を頂き、

今、多くの島民から沢山の期待を頂いていることを

しっかりと胸に秘めて、頑張って行きます!

  

これからはしっかりと議員として、

議会と村民の便利屋として頑張って行こうと思います。

どうぞよろしくお願いします!!

 

そして

これまでより、ずっと議会が身近になるように

座談会、配信を進め、

もっともっと頑張って行こうと思います。

 

そして、島の皆さんもどんどん関わって欲しいです。

投票して終わりではなく、

みんなで小笠原をより暮らしやすい、

良い島にしていきましょう!!!!

 

小笠原の議会に新しい風を吹かせたい

議会を身近なものにしたい

島のみなさんをより笑顔にしたい

母島

母島で今、問題となっているのは、

「住宅難」「終活」

だと思います。

 

島民の多くが居住している、

都営住宅建て替えに伴い、

約10年間、新規の募集がありません。

それはそのまま、子育て世代の定住阻害に

つながっています。

それが10年後、20年後の地域活動に

どれだけの影響を与えるか?

 

現時点で2戸建ての都営住宅は

5件も空いたままです。

それをそのままにするのは、

未来の可能性を諦めるようなもの。

 

次世代の人材不足が深刻な母島に

この住居難はあまりに大きな問題です。

 

また、母島と父島の子供達の

部活や経験の差を緩和し、

チャンスを得るために、

小中高の子供のははじま丸乗船の無料化を

進めます。 

 

そして、人生の最後を

大好きな島で迎えることが難しい問題。

 

島を一生懸命作って来てくれたレジェンド達。

その最後は自分の住んだ島で迎えたいという想い。

今は残念ながらそんな施設は母島にはなく、

父島や八丈、内地の施設で

最期を迎える場合が多くなっています。

 

自分の大好きな島で、

関わった地域の人や友人と関わりながら、

緩やかに人生の最後を迎えたい、

そんな願いを叶えられないのでしょうか?

 

小規模なグループホームでいい。

もっとできる事を模索したいのです。

 

誰かが単独で頑張るのではなく、

みんなが力を合わせて島を作って行く。

価値観がそれぞれ違っても、

小笠原を良くしたい想いはひとつだと思います。

 

一緒にいい島にしていきましょう!

父島

父島で今問題となっているのは

「住宅難」「次世代不足」

と感じています。

 

母島同様、都営住宅建て替えに伴う、

約10年間の新規募集の停止。

すでに父島でも子育て世代の引き揚げを聞いています。

島の未来を考えると、とても大きな問題です。

 

返還55年を経て、

先人たちが築いていた小笠原。

その世代交代が進む今、

次世代不足も各分野で発生しています。

  

次世代不足を解消するために、

住居難の問題ももちろん、

中高生の交換留学を経て得られる、

自分の島への目線と愛着の気付き、

様々な交流による人材育成が、

島の次世代の育成に繋がると思っています。

 

これからは、小笠原が補助頼みばかりでなく、

さらに自分達や民間の力でも活躍し、

より自立した強い小笠原になることが

必要だと感じています。

 

新規のハード(建築物)整備ではなく、

ハードはメンテと更新で進め、

ソフト面(人材育成、教育等)を充実させ、

 島がより活き活きとしたものに

していければと思います。

 

また、島で多感な時期を過ごす中高生にも

交換留学、姉妹都市交流を通じて、

沢山のチャンスを得られるように

していきたいです。

 

誰かが単独で頑張るのではなく、

みんなが力を合わせて島を作って行く。

価値観がそれぞれ違っても、

小笠原を良くしたい想いはひとつだと思います。

 

一緒にいい島にしていきましょう!

 


●住居

・都営住宅問題(約10年間の新規募集停止→早期募集再開)

・新規建て替えではなく、現存の補修も視野に入れた検討

・世帯向け民間アパート建設への補助整備、家賃補助

・静沢分譲地、奥村分譲地の有効な運用の模索

・民間企業とコラボしての住居確保

・土地の流動化の促進

 

 →深刻な島の住宅問題を短期、中期、

  長期の目標を設定し、

  島の未来をしっかりと繋いでいきます。

  公営住宅ばかりに依存せず、

  長期的な島の自立も視野に入れた住居対策の模索

 

 

●農業・漁業

・次世代不足の解消(住居問題)

・パッションフルーツ収穫期(5月)のドック対策改善

 

 →父島も母島も深刻な次世代不足です。

  そこにはまず住居がないという問題があります。

  そして、主要作物の収穫期のおが丸のドック問題。

  ドック期間中の代替船・さるびあ丸の増便を!

 

●観光

・次世代不足の解消(住居難と人材育成など)

 →父島も母島も深刻な次世代不足。

  住居問題ももちろんですが、稼げる花形稼業の観光業が次世代不足という事は、

  このままではいけないというメッセージだと思います。

  教育、人材育成にカギがあると思います。

  僕自身も20年前、観光をきっかけに島が好きになり、仕事を始めたので、

  観光業の充実化はそのまま島の経済だけでなく、次世代と人材確保に繋がると思うのです。

 

 

●教育・子育て支援

・小中高のこどものははじま丸代金の無償化

・次世代不足解消を視野に入れた人材育成の教育

・中高生の島嶼間交換留学を実施

・特別支援学級児童、障害児童の安心できる教育環境の整備

・不登校児童に対する、子供に寄り添った対応、フリースクールなどの整備

・土日を含めたファミリーサポート体制の構築

・学校給食の実現(ニーズの確認)

・おが高ぎんねむ寮を島外生徒に開放し、交換留学などに利用

・母島保育園の給食

・出産一時金の見直し

・グアム、サイパンとの交流

 

 

●高齢化対策

・母島では人口の4分の1が65歳以上になっています。

 

 →若い人が多い小笠原だから大丈夫というわけではありません。

  村議会でも高齢化は顕著です。

  今のうちから住宅問題と介護と絡めて対策が必要です。

 

 

 

●環境問題

・海洋プラスチックゴミ対策

・リサイクルごみの現状

・外来種対策

・ゴミを減らす工夫

・持続可能な島の暮らし方へ

 

 →日々、ゴミ回収をしている立場からのリアルな対策を進めます!

 

 

●介護、医療

・最後まで安心して住める島に

・グループホームや老人ホームの整備(母島)

 ・内地に行かなくても介護、済む医療体制の充実化

・在宅での見取りも含めた島らしいシステムの構築

 

 →介護の仕事に10年以上関わってきている経験を活かし、

  島を作って来た大先輩の皆さんが安心して最後まで暮らせる島に!!

 

 

●アクセス

・ドック期間中のさるびあ丸の増便

・ははじま丸の運行案内のWeb化(欠航時)

・航空路は本当に悲願なのか?

 

  →農業や漁業で内地への出荷が課題となるドック期間。

  3年前におが丸ドックが5月になるとき、さるびあ丸が2便来て、

  ドック期間が事実上解消されるということでしたが、

  現実は1便のみで内地出荷が滞って困っています。

  ぜひ当初の予定通りの2便に増便させたいです。

 →朝7時半に父島を出港するははじま丸が欠航の場合、

  8時過ぎの村内放送で知るという困った現状があります。

  オンラインで運航の決定が決まり次第、広報される仕組みへ!

 →村民の悲願と謳われる小笠原航空路。

  現在の洲崎案に決定してから10年以上が経過しています。

  TSLが採算が合わないで頓挫した経緯があります。

  数十人しか乗れない航空路に採算と維持できる要素はあるのでしょうか?

  そもそも、現時点で本当に村民の悲願なのでしょうか?

  今一度、PI(住民参画)を実施して、
  皆さんと考え直す必要があるのではないのでしょうか?

 

 

●小笠原経済の自走、自立

・建築物の新規ハードの整備が多い現実からソフト整備への転換

・ハード(建築物)整備は新規建築よりも従来の施設の更新やメンテを実施

・ソフト整備の充実化(人材育成、関係人口や関係企業脈の醸成)

・補助ありきではなく、持続可能な島の在り方へのシフト

 →とにかく費用がかかるハードを作り維持するハコモノ行政。

  約55億円の予算の多くはハード整備や維持に使われています。

  これからは新しい建物を増やすのではなく、

  今あるものを大切に有効活用し、

  人材育成や有効な地域づくりに対して力のある人や有識者・企業と繫がり、

  小笠原の未来を活気に溢れ、楽しいものにしていくのはどうでしょうか?

  魅力ある人が沢山いる小笠原にはその下地は十分にあるのです!

 

 

●平和

・小笠原平和都市宣言に相応しい発信と行動を

 

 

●伝統と文化の保存、継承

・カノー文化の継承

・南洋踊りの衰退

・シュロ葉屋根の衰退

 →静かに衰退の道を進んでいると感じる伝統文化。

  日々、カノー(アウトリガーカヌー)を漕ぎ、

  南洋踊りを踊っていて感じる文化的衰退。

  文化は保存するものではなく、作って行くもの。

  常に外との交流で文化を作って行く島文化は今もまだ現在進行形です。

  自分たちの文化、アイデンティティを意識して、

  小笠原らしいものをしっかりと継承し、生み出していきたいと思います。

 →コペペ、宮之浜の休憩所の屋根がシュロ葉に似せたプラスチックの物に代わっています。

  島の休憩所もどんどんシュロの屋根がなくなって来ています。

  維持管理の難しさ、シュロを葺く技術者不足も深刻ですが、

  このままでいいのでしょうか?

  SDGsや持続可能な島を考えた時、この問題に向き合う意味が見えてきます。

 

 

 

 

 

●生活

・村営バスの便利性の向上

・母島郵便局本局の整備

・母島沖村墓地の整備(共同墓地など)