なぜ立候補したの?

父島と母島で生活する中で、

これまで色んな地域活動をしてきました。

 

その中で浮かび上がってくる問題に対して、

色んな活動をしてきました。

 

うまく成果になる場合もあれば、

残念ながら解決できなかった問題もあります。

 

10年以上母島で暮らしていて、

20年以上小笠原で暮らしていて、

これからの島の未来で問題となるものが見えてきました。

 

その問題に対して、自分なりに動いてきたのですが、

やはりイチ島民としての限界を感じてきました。

 

自分の年齢も40代となり、これまで色んな経験をさせてくれた島に対して、

島の皆さんに対して恩返しできることは何か?

今自分にできることは何か?を考えたら、

まずはこのタイミングで村議会に挑戦してみる事だったのです。

 

有難い事に何年も前から、「議会に挑戦してみないか?」と言われていました。

家族の都合などでなくなく島を引き揚げるレジェンドに「あとは任せたぞ!」と言われたりしました。

 

これまで何度かどうしようかと迷っていました。

今回の村議会選挙も迷っていました。

 

僕は学生時代に先輩の影響ですが

「人が嫌がる役目はなるべくやってみよう!」と思うようになり、

実際に学級委員長や生徒会長、自治会長なども経験してみて、

大変だけど、色んな素晴らしい学びがあったという経験をしてきています。

だから、その流れで行けば立候補もアリなのです。

 

実際に4年前の小笠原村議会選挙は立候補者が定員丁度で、

無投票選挙となってしまいました。

みんなあまりやりたがらないのが現実なのです。

 

それでも迷っていました。

4年前も立候補を迷って、やめたことがあります。

 

でも相変わらずこのタイミングで「村議会に挑戦してみないか?」という

島の先輩方の声かけを頂き、

子育てもひと段落した今の自分になら、

できるのではないか?

やってみたら面白いのではないか?

と思えるようになったので、立候補することにしました。

 

実は迷いに迷っていたし、

今年は42歳で厄年なので、

やめたほうがいいとも思っていたのですが、

元旦の月ヶ岡神社のおみくじで「大吉」が出たら、

やってみようと思っていました。

 

自分にできるかどうか不安だったので、

最後は神頼みです☆

 

そこで、なんと人生初の「大吉」が出てしまいました!

これは神様が「やれ!」と言っていると信じて、

やってみることにしたのです。

 

父島の大好きな百姓のレジェンドに昔言われた言葉を思い出します。

畑のことで色んな話を根掘り葉掘り聞く僕に

「ジャイアン君。まずはね、やってみることだよ」

最高の笑顔で語りかけてくれたのです。

 

そう、まずはやってみること。

 

僕は戦前から住んでいた旧島民でもないし、

なんの後ろ盾もないし、

逆に失うものもない。

 

まずはやってみることにします!!

応援、よろしくお願いします!!!