●ようやく父島の山の方でも座談会を実施することが出来ました!なんと9名の参加で、総勢11名で色んな話をしました。(7月の議会報告会より多いw)
町からわざわざ来てくれた人。
もちろんなかなか町の座談会イベントに行けなかった山の住民も来てくれて、とても有意義な時間となりました。
本当にありがとうございました♪
簡単にまとめたものをシェアします。
★挙げられたテーマ
・航空路
・山のインフラ整備
・山の子供の放課後事情
・オフグリッド
・村営バスについて
・山の野菜売り場
・小港海岸の利用について
・ヤギの利用
etc....
最初に参加者のみんなに自己紹介、来島したとき、嬉しかったことをシェアし、
各自1テーマずつ挙げてもらいました。
そこから、時間の許す限りテーマについてみんなで掘り下げていきました。
【ヤギについて】
・食べるも飼うも、共に生きたい
・ヤギ研究会を作ろうと思う
・小笠原大学を作ろうと思う(生涯学習)
・アカデミックな外来種や貴重種の話ばかりではなく、島暮らしの話をしよう
・ヤギ撃ちの銃声の音は北袋沢の子供達に影響するのでは?
・ヤギ撃ちの後はハエが極端に増える気がする
・罠でもノヤギを捕獲している
→さすが父島ならではのテーマでした。色んな可能性を考えられていて、とても未来が楽しみになりました。
後半には実際にヤギ撃ちをしている方も来てくれて、北袋沢でのヤギ撃ちは子供が登校してから実施している、
日程調整はしているが、たまに予備日が重なる時がある。
小港キャンプ時には見えない所で実施と配慮しているとの事でした。
実際に作業している人の話が聞けたのもとても良かったです!
【航空路について】
・現時点での集計結果を知りたい
・村民の意向調査が必要
・医療的には基本的に緊急搬送は今と変わらないと思う
・八丈島に空港ができる時、地主と住民でいざこざがあり、今も引きずってる感がある
・航空路が出来ると島の時間が変わる
・小笠原のオンリーワンが無くなる
・池田望議長の航空路反対から変わった理由を丁寧に聞きたい
→僕が議員になってから何度も話されるこのテーマ。
いつも思うのが住民の気持ちを置いてきてないかということ。
ぜひ、毎年のようにアンケートしようと思っています。
【オフグリッド】
・マイボトルキャンペーンが有効
・Jackery(ポータブル電源&ソーラー)がとても優秀
・イベントからオフグリッドに繋げたい
・台風の時の備えとして、コンパクトソーラーシステムが各家庭にあれば有効
・地球温暖化にも貢献できる
・イベント時にマイカップ推奨はいいが、洗浄場所があるといい
・防災訓練はまさにキャンプ。そんな訓練がしたい
・日常的に使ってないと災害時に使えない
→今、農協でも取り扱おうとしている、ポータブル電源とソーラー発電の小規模なセット。
イベントからも発信して、台風で停電しがちな島暮らし、災害に強い島を、
自分達でも構築しようという気持ちに溢れていて、胸が熱くなりました♪
【村営バス】
・夕方便は最後にロータリーで5分停止してほしい
・小港園地駐車場にバス亭があるといいと思う
・夜間利用のニーズはある。21時待ち発が欲しいし、山から町に飲んで戻る便もあるといいのでは?
・人件費、人材確保が難しいなら、夜間乗車はさらにチップ制にするとか?
・内地に行って、キャンプとかすると小笠原の感覚が贅沢に感じれる
・小港のシャワーが駐車場ではなく、元売店跡とかにあればいい
・おが丸の入港とバス亭出発が合っていない(11時船待ち発がある)
・まずはみんながよく使うようにしなければ
・入港中の3日間乗り放題券(1000円)があると良いと思う
・バスが異年齢のコミュニケーションの場になってる
・バスの整備が高齢者の免許返納に関わっている
・年間2500万くらいの経費で収入は5分の1以下の赤字路線
・住民の足という意味で赤字でもしっかりと運営してほしい
→さすが山ならではのテーマでした。メインの大村から離れていて、ついマイカーを使ってしまうところ、
1日に何度も往復しているバスを上手く利用する、利用しやすいように工夫するのはとても環境的にも大事な所。
実際に小学生の生の意見もあったので、これからバスの利用とクオリティがあがるといいですね!!
【放課後】
・帰りは各自家庭が個別に相談してほしい
・毎年度PTA総会などで、放課後の過ごし方の共通理解が必要と思う
→大村や清瀬、奥村の子供と違い、学校から自宅に帰るまでが遠い子供の場合、
一度山まで帰宅してからまた戻るのは、今のバスの運行状況だとなかなかシビア。
学校と保護者が相談して、個別対応で自宅に帰らなくてもできる部分があるそうです。
学校帰りに海や友達と遊びたいよね!
【その他】
・ペットの適正な飼い方を謳うなら、ドックランを作って欲しい
→今、母島でも犬のノーリードの飼い主が問題になっています。
犬がしっかりと運動できる場所を作れば、ノーリードの問題は少し解決になるか?
飼い主、共通の場所での扱い方、ルール、事故、色んな方面から考えて、
双方が納得できる道を模索していきたいですね。
★以上、今回の山の座談会の報告になります。
今後もこのような座談会を続けて、色んな考え、アイディアに触れて、
議会に活かすこともあるでしょうし、みんなの暮らしがよりハッピーになることを願っています。
どうもありがとうございました!!